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今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

達人の予想 

東京市場のドル/円は、ドル買いが先行したものの、イラクのロケット砲着弾やトランプ米大統領によるトルコ制裁検討などの報道が重しとなり円買いに傾くと、108.20円台まで反落しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

6/19(水)
16:30 スウェーデン5月失業率
17:00 南ア5月消費者物価指数
17:00 ユーロ圏4月経常収支
17:30☆英5月消費者物価指数
17:30 英5月小売物価指数
17:30 英5月生産者物価指数
17:30 ユンケル欧州委員長講演
18:00 ユーロ圏4月建設支出
21:30☆カナダ5月消費者物価指数
23:00☆ドラギECB総裁あいさつ
23:30 EIA週間原油在庫統計
27:00☆FOMC声明
27:00☆FOMC経済・金利見通し
27:30☆パウエルFRB議長会見
-----☆英保守党党首選第3回投票

6/20(木)
07:45☆NZ1-3月期GDP
11:35☆ロウRBA総裁、講演

※☆は特に注目の材料

市場は、今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが行われる確率を2割程度と見ていますが、7月になると8割超に跳ね上がります。つまり、今回は利下げを見送った上で7月利下げを明確に示唆する、というのが市場が描くシナリオのようです。とはいえ、当面の米景気は米中貿易戦争の行方次第との見方もある中で、FOMCとしても明確な利下げのシグナルを送るのはためらうはずとの見方も残っています。FOMC声明と経済・金利見通しとパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言から早期利下げの可能性を探る事になりそうです。

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