【東京市場】ドル安円高進行、豪ドル円の下げきっかけ
ドル円は108円20銭台まで値を落とす展開に。きっかけとなったのは午前の豪ドル円の下げ。豪中銀金融政策理事会議事要旨において、この後の追加緩和の必要性が言及されたことで豪ドル円が下落。その他通貨でも円高に。
豪ドル円は1月3日以来の74円割れを示現する展開。対ドルでも0.68台後半から0.6830台まで。豪10年債利回りが史上最低水準を更新しており、豪ドル売り圧力が強まる格好に。
ドル円は108円50円台から豪ドル円の下げに108円30銭台まで値を落とし、その後も売りが続いて108円20銭台まで。米10年債利回りの低下なども見られたことから戻りが鈍く、じりじりと下値を試す展開が見られた。
ユーロドルは1.1210台から1.1240近辺まで上昇。米債利回りの低下によるドル売りが支えに。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅