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【ロンドン市場】リスク警戒でドル円、クロス円下落、ドル買いの動きも

見通し 

14日のロンドン市場は、円買いが優勢。欧州株が下落するなかで米債利回りが低下しており、リスク回避ムードが広がっている。16日に再び香港で大規模デモの計画があり、香港株が続落したことが影響したもよう。また、5月の中国鉱工業生産が予想を下回ったことも警戒感を広げた。ドル円は108円台前半で安値を広げている。クロス円も総じて軟調。ポンドは対ユーロでも売られている。昨日の英保守党党首選でジョンソン氏の圧倒的優位が示されたことで、合意なき離脱のリスクが再認識された面もあるようだ。ポンド円は一時137円割れ、ユーロも一時122円割れと連れ安。ユーロ圏の長期インフレ期待はきょうも低下している。豪ドル円は74円台後半での弱い動き。リスク回避局面では豪ドルは売られやすい。ドル相場はややドル高に。ユーロドルは1.1250近辺、ポンドドルは1.2630近辺などに安値を広げた。豪ドル/ドルは0.69ちょうど挟みと東京市場からの安値付近での揉み合い。

ドル円は108円台前半での取引。ロンドン序盤に108.16レベルまで安値を広げた。前日安値をわずかに下回った。その後は下げ一服も、戻りは108.25近辺までにとどまっている。香港株が再び下落したことで、欧州株や米株先物も売りに押されている。16日に香港で再び大規模デモが実施される計画と報じられている。

ユーロドルは1.12台後半での取引。序盤は米債利回りの低下に反応して1.1290近辺まで買われたが、1.13台には届かず反落している。リスク回避圧力でユーロ円が下落しており、ユーロドルも1.1252レベルに本日安値を広げた。ユーロ円は122.20レベルが重く、122円台割れから121.79レベルまで下落した。ユーロにとってはイタリア財政赤字をめぐるEUとの摩擦が頭の痛い問題となっている。ルメール仏経財相は、イタリアがEUに回答する時間は限られていると圧力をかけていた。ユーロ圏の長期インフレ期待はきょうも低下している。

ポンドドルは1.26台前半での取引。ロンドン勢は売りで参入、1.26台後半から一時1.2627レベルまで安値を広げた。対円や対ユーロでもポンド売りが先行した。ポンド円は137円台前半から一時136.66近辺まで下落、137円台から遠ざかっている。ユーロポンドは0.8890近辺から0.8918レベルまで買われた。英紙によると、前日の英党首選投票で20票を獲得していたハンコック氏が辞退した。支持候補者はまだ考慮中という。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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