アジア株 香港株は下げ幅を縮小、「逃亡犯条例」改正案の審議を中止
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 27112.84(-195.62 -0.72%)
中国上海総合指数 2912.82(+3.44 +0.12%)
台湾加権指数 10560.39(-55.27 -0.52%)
韓国総合株価指数 2095.22(-13.53 -0.64%)
豪ASX200指数 6545.70(+1.96 +0.03%)
インドSENSEX30種 39578.13(-178.68 -0.45%)
アジア株はまちまち。
香港株は下げ幅を縮小、序盤には1.8%下げる場面も見られた。きょう予定されていた「逃亡犯条例」改正案の審議が昨日に続き中止された。香港で拘束した容疑者を中国本土へ引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対するデモが12日に始り、13日現在までに80人近くの負傷者が出ている。銀行や通信サービス関連の一角が買い戻されている。ギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連は安い。
上海株はプラスに転じている。香港改正案審議の中止を受けて香港株が下げ幅を縮小していることが好感されているもよう。ただ、米中問題への警戒は根強く上値は重い。12日、トランプ米大統領は「中国が交渉済みの条件に立ち戻らない限りは最終合意するつもりはない」と述べた。先日には「中国とは素晴らしい合意をするか、まったくの合意なしで終わるか」「中国国家主席が会談に応じない場合は対中追加関税を発動する」と発言した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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