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リスク警戒継続で頭の重い展開

見通し 

リスク警戒継続で頭の重い展開

メイ首相辞任表明も、織り込み済みで反応限定的
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《5/24 金曜日》    
   ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.61  1.1181  122.56
高値  109.75  1.1212  122.82
安値  109.27  1.1175  122.42
終値  109.31  1.1203  122.46
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/24 金曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21117.22 -33.92
DOW   25585.69 +95.22
S&P    2826.06 +3.82
Nasdaq  7637.01 +8.73
FTSE   7277.73 +46.69
DAX   12011.04 +58.63
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/24 金曜日の商品市場》
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=58.63(+0.72 +1.24%)
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1289.20(-1.80 -0.14%)
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《5/24 金曜日に発表された主な経済指標》

【NZ】
貿易収支(4月)7:45
結果 4.33億NZドル
予想 4.50億NZドル 前回 9.22億NZドル

【日本】
全国消費者物価指数(4月)8:30
結果 0.9%
予想 0.9% 前回 0.5%(前年比)
結果 0.9%
予想 0.9% 前回 0.8%(生鮮食品除くコア・前年比)

全産業活動指数(3月)14:30
結果 -0.4%
予想 -0.2% 前回 -0.2%(前月比)

【シンガポール】
鉱工業生産指数(4月)14:00
結果 2.4%
予想 -1.3% 前回 -2.5%(-2.6%から修正)(前月比)
結果 0.1%
予想 -3.0% 前回 -4.3%(-4.8%から修正)(前年比)

【英国】
小売売上高(4月)17:30
結果 0.0%
予想 -0.3% 前回 1.2%(1.1%から修正)(前月比)
結果 5.2%
予想 4.5% 前回 6.7%(前年比)

【米国】
耐久財受注(速報値)(4月)21:30
結果 -2.1%
予想 -2.0% 前回 1.7%(2.6%から修正)(前月比)
結果 0.0%
予想 0.1% 前回 -0.5%(0.3%から修正)(コア・前月比)
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《5/23 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【日本】
*安倍首相
リーマンショック級の出来事が起こらない限り、今年10月に10%に引き上げる予定に変わりはない。
消費増税と選挙の関係について、今の段階ではお答えしかねる。
基本的に信を問うことは考えていない。
リーマンショック級が起きた場合は、その時に適切に判断したい。
日本の内需を支えるファンダメンタルズはしっかりしている。
海外経済の不確実性に留意しながら経済運営に万全を期す。
国の信認の観点からも消費増税しないといけない。

*5月月例経済報告、景気総括判断を2か月ぶりに下方修正

景気総括判断
「輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」
 前回の「このところ輸出や生産の一部に弱さも見られるが、緩やかに回復している」から下方修正

先行き
通商問題について、世界経済に与える影響に「一層注意」と警戒レベル引き上げ

設備投資
「このところ機械投資に弱さも見られるが、緩やかな増加傾向にある」
 前回の「増加している」から下方修正-32か月ぶり

生産
「このところ弱含んでいる」
 前回の「一部に弱さがみられ、おおむね横ばいとなっている」から下方修正

個人消費
「持ち直している」を維持

公共投資
「このところ底堅い動きとなっている」
 前回の「弱含んでいる」から上方修正-21か月ぶり

*茂木再生相
米中摩擦いつ終息するのか不透明感が高まっている。
政府として景気回復途切れたとは考えていない。
景気動向指数と全体経済見たものとは当然違ってくる。
内需支えるファンダメンタルズはしっかりしている。

【米国】
*ロス米商務長官
対ドルで自国通貨を低い水準に誘導することによって輸出を後押ししている国々に対して相殺関税を課す方針。

*カプラン・ダラス連銀総裁
経済成長を支援し米関税率引き上げの影響を乗り切るために中国が自国通貨安誘導に動く可能性がある。

【豪州】
*ウェストパック銀行
豪中銀は今年3回の利下げを実施し、11月には政策金利が0.75%になる見通し。

【中国】
*中国商務省半期貿易報告
中国は積極的な輸入拡大を目指すとともに、輸出の多角化を目指す。
貿易環境は複雑化。
保護主義や国内経済への下方圧力の中で、安定的な貿易の発展に向けた取り組み強化が必要となる。

*中国人民日報論説
米中関係、公平な協力こそが唯一の正しい選択。
ゼロサムゲームは失敗する。
悲しいことに米国の一部政治家は相手が負けて自分が勝つことしか考えていない。

【英国】
*メイ英首相 
6月7日に辞任すると表明。
ブレグジット投票の実現のためにベストを尽くした。
議会に賛同を得られるようあらゆる方策を尽くした。
私がブレグジットを実行できなかったことは深く残念。
次のリーダーが決まるまで首相職にとどまる。

ユーロ圏】
*スペイン政府報道官
メイ英首相辞任は悪いニュース。
ハードブレグジットが予想される。
ハードブレグジットに対する緊急措置策定へ。
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《本日予定されている主な経済指標》

【日本】
景気先行指数・改定値(3月)14:00
予想 N/A 前回 96.3

景気一致指数・改定値(3月)14:00
予想 N/A 前回 99.6

【香港】
貿易収支(4月)17:30
予想 -483億香港ドル 前回 -592億香港ドル

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【東京市場】ドル円頭の重い推移

 昨日のNY市場で米中関係の悪化懸念などを受けたドル安円高の動きに109円40銭台まで値を落としたドル円。東京さもその流れを引き継ぐ形で109円50銭割れ。もっともNY市場の安値を付けきれずに値を戻し、その後はもみ合いに。
  米商務省が通貨安誘導を行っている国に対して相殺関税を実施との方針を示したこともドル売り円買いの動きに寄与した。中国などが主要なターゲットとの意識も、週末からのトランプ大統領の訪日を前に、日本に対する圧力にという認識。米財務省の半期為替報告がまだ出ていないことも市場の警戒感を誘っている。
 日経平均が値を落とすなど、株安の動きが重石も、その後中国株がプラス圏推移となり、日経平均も下げ幅を縮める展開に。ドル円も安値トライの後は買い戻しが優勢に。

 午後に入って、ドル円は再び頭の重い展開となり109円50銭台まで下落。週末及び月曜日の米国・英国市場休場を前にドル買いポジションに対する調整の動きも。

 豪ドルは同国大手金融機関ウェストパックが、豪中銀は今年3回の利下げを実施し、11月には政策金利が0.75%にとのレポートを発表し、売りが出る流れ。対ドルで0.69台から0.6880台へ値を落として、その後安値圏でもみ合いに。

【ロンドン市場】メイ英首相が辞任表明

ポンドは振幅。メイ首相が事前見通し通り辞任を表明。
発表直後は買い戻しの動きも続かずという展開に。
ポンドは1.27台に乗せたもののポンド買いは限定的に。

 ユーロはもみ合い。ドル円は109円台後半推移。
ドル円は朝方東京午後の流れをうけて109.46近辺も
半ば割れでの売りが限定的でその後値を戻した。

【NY市場】ドル売り優勢に

 ドル円は109円30銭近辺まで。
ロンドン朝の下げからいったん戻したものの
戻りは鈍く、頭の重い展開となった。
週末からのトランプ大統領の訪日を前に
警戒感からのドル売り円買いも。

 週末の欧州議会選挙は極右の台頭も、
じぜんよろんちょうさでは主導権を握るほどの勢いはなく
中道右派、中道左派が主導権を握る落ち着いたものとなりそう。
もっとも選挙前の警戒感もあって、
ドル円の戻りの重石に。

本日の見通し】リスク警戒継続へ

 リスク警戒の動きは継続。
もっとも突っ込んだ動きには慎重姿勢で
ドル円は108.50-109.75を当面のレンジとして意識。
いったんは109円割れも視野。

 ポンドは次の首相をにらむ展開。
ただ、欧州議会選挙でのブレグジット党の台頭などから考えて
ブレグジット強硬派が勢いを握りそうで
ボリスジョンソン元外相らが有力候補に。
EUとの再交渉がうまくいく可能性は低く
次期首相の下でハードブレグジット強行という可能性が広がる中で
ポンドは軟調地合いに。
先週下値を止めた138.50近辺で支えがのこるも
割り込んだ場合は135円など大きな下を意識。

【本日の戦略】戻り売り

 109円台後半での売りを意識
突っ込んだ売りはできれば避けたい
クロス円も同様で戻り売り
                              
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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