【選挙特集】極右の台頭どこまで<欧州議会選挙>

 23日から本日26日まで欧州議会選挙が行われている。
日曜日ということもあり、26日にほとんどの国の選挙が集中。
23日に行われた英国なども結果は26日各選挙終了後に発表ということなっており、
本日(というか日本時間では27日)に大勢が判明する格好となる。

 もともと諮問委員会的な意味合いが強く
名誉はあれど実体経済的には重要視されていなかった欧州議会であるが
EU改革の中で権限が強まっており
EU理事会と並んで立法機関として役割を果たしているほか、
今秋に予定されている欧州委員長人事にも大きな影響を与えるということで
注目されている。

 ただ、欧州議会選挙
通常の選挙に比べて勢力が読みにくい。
欧州議会は各国に議席数が
人口比(最大・最少の調整はあり、小国でも6議席は確保、大国でも96議席まで)で割り振られ
各国で違いはあれど、
比例代表制による普通選挙が条件となっており
小選挙区制が多い各国議会の選挙と比べると
与党勢力などが勝ちにくいという面がある。

 例を挙げて説明すると、
 国全体でまんべんなく1割程度の支持を持つ政党があったとして
小選挙区制ではほぼすべてで勝てず、議席数ゼロとなるが、比例代表では全体の1割と
無視できない水準で議席を得られる。
 逆に一部地域に特化した支持を持つ政党は、
小選挙区制ではその地域で議席を獲得できるが
比例代表で国全体での割合でみると、議席数が一気に減るもしくは議席を得られない可能性がある。

 そうした状況を踏まえて今回の選挙だが
極右の台頭及び各与党勢力の動向がポイントに。

 23日の英国の選挙では新興のブレグジット党が事前調査で圧倒している。
フランスでは極右国民連合が支持率でトップ、
二位にはマクロン大統領率いる共和国前進が迫っているものの
旧来の二大政党共和党と社会党がともに大きく支持率を落としている。
ドイツではメルケル首相率いるCDU/CSU連合(今回の選挙では連合として参加)が
順調にトップとなっているが、
イタリア、スペイン、オランダ、ポーランドなどで
極右やEU懐疑主義政党がかなりの力を付けている。

 反EU勢力は過半数確保はまずないと思われるが
3割を超えるような議席数を確保し、
現在第1党の中道右派連合(EPP)、第二党の中道左派連合(S&D)の合計で
過半数を確保できない場合、
秋に予定されている欧州委員長人事も含め
欧州政局が大荒れになる可能性も。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

出所: minkabuPRESS

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