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【来週の注目材料】令和初の国賓、トランプ大統領の要求は?<日米首脳会談>

一般 

 令和初の国賓として米国のトランプ大統領が25日から28日の日程で日本を訪れます。
26日に安倍首相とゴルフ、同日夕方には大相撲観戦や夕食会と、
両首脳はかなりの時間、一緒にいるようですが、注目は何といっても27日の日米首脳会談です。

 首脳会談に先駆けて25日には
茂木経済再生担当相とライトハイザーUSTR(通商代表部)代表が日米閣僚級貿易交渉を行う予定。
 米国側からの農産品に関する市場開放要求や
日本側からの米国の関税撤廃要求などが話し合われるとみられます。

 茂木大臣とライトハイザー代表は先月中旬に米ワシントンで
初回の閣僚級通商協議を実施。
 自動車、農産品、デジタル貿易の3分野での早期の合意形成を目指すことが確認されました。
本来は今回の首脳会談を前に合意を目指すとの見通しもありましたが
米中通商協議が不透明な進展を続ける中、
今月17日に米国は日本や欧州に対する通商拡大法232条に基づいた追加関税の判断を
最大半年間猶予するという判断を公表。
合意形成に少し余裕を持たせています。

 もっとも直前23日(日本時間では24日朝)になって
米商務省が通貨安誘導を行って輸出を促している国には対抗関税を実施と発表。
中国などがメインターゲットとみられるものの
タイミング的に日本への圧力をかけてきた格好だけに
協議の行方が気になるところなっています。
 先月の麻生財務大臣とムニューシン財務長官との財務省会合で
日本側が拒否した通貨安誘導を防ぐ為替条項について
改めて要求してくるなどの可能性もあります。
 
 従来4月に発表される米財務省の半期為替報告が遅れていることも
色々と思惑を呼ぶ格好に。
 日本側としては円安誘導を行っていないという立場とはいえ
実効レートが円安にかなり振れていることは事実だけに
米国側の姿勢が気になるところです。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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