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上ヒゲ陰線(週足)で先々週安値を下抜けると、あっさりと108円台に突入も?

達人の予想 

いつもお世話になっております。

以下、トレードタイムの記事になります。

■先週はファーウェイ問題絡みで米中貿易戦争長期化は避けられないとの見方がやや優勢になり、上値が重い展開となりました。
そんな中、米商務省がファーウェイとの取引禁止の制裁措置への猶予を発表したことで若干和らいだものの、この貿易問題が米経済指標に影響したことで再び、売り圧力が強まった格好となり109円前半まで下落しました。


■今週は米中貿易戦争の行方を警戒しながら、米経済指標の下押し圧力が強まることから、ドル円も108円台に下落する可能性が高まっています。

■さて、先週末の米耐久財受注の結果が、予想を下回ったことで今後の米経済指標は弱まる可能性が強まってきました。
その意味でも、週末の個人消費支出(PCEデフレーター)に注目したいです。

もし、予想よりも弱含むことになれば、単なる一過性の物価下押し圧力という判断にはならず、むしろ景気の下押し圧力と判断せざるを得ないのではないかとみています。

これまでFRBのスタンスも「忍耐強く」という言葉を連呼してきました。

しかし、さすがに様々な景気下押し材料がでることになれば、今後のスタンスの見直しも視野に入れる必要があるのではないかとみています。

となれば本格的に年末までの利下げも市場は織り込み始めることになるので、米ドルを中心に売りスタンスに変更する可能性がありそうです。


■今回の米中貿易戦争での影響は、現状大きくは出ていないので、株価もそれほど下落にはいたっていません。

市場としても過度な期待はしていないものの、トランプ大統領の楽観ツイッターに踊らされているだけで、中国サイドとすれば伝家の宝刀「米国債売却」というカードをどこで匂わせてくるのかを考えているに違いないとみています。

今回の貿易戦争は単なる貿易問題ではなく、やはり「覇権」という壮大なものにも見えます。その意味でも両国は一歩も引かない構えであることは確かです。


■現状からすれば、トランプ大統領においても来年の大統領選を踏まえれば、大きな問題であることは確かです。

票獲得をするには農業票がキモであることを百も承知、であるならば農家に対しての手厚い補助金を今後、大きく使うことは間違いなくありそうです。


■最後にドル円のテクニカルです。

日足では3本連続陰線となり、109円の攻防になりそうです。
週足上においても上ヒゲ陰線で先々週安値の109.19円を下抜ければあっさりと108円台に突入する可能性がありそうです。

米ドルの下押し圧力にも影響はでますが、現状起きている地政学リスクや欧州議会選挙の行方を含めてもリスク回避の可能性も否定できません。

更に、IMM通貨先物の日本円の売り越しが未だに5万5千枚あるだけにこちらの動向にも警戒したいです。

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