広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル円に買い戻し 米商務省の暫定措置でリスク回避一服 2回目の国民投票期待でポンド乱高下=NY為替概況

今日の為替 

 きょうのNY為替市場でドル円は買い戻しが優勢となり、110.50円付近に来ている100日線を一時回復したほか、110.70円付近の21日線を試す動きも見られた。ドル自体は強い動きは見られなかったものの、円安の動きがドル円を押し上げている。

 米中対立が激化する中、トランプ大統領が事実上のファーウェイ向けの制裁措置を発動しているが、それに対して米商務省が既存のネットワークやスマホの保守などに限って8月19日までの猶予を設定したことで懸念が緩和している。

 米株もIT・ハイテク株中心に買い戻しが入る中で、ドル円もリスク回避一服といったところのようだ。ただ、米商務省が発表した措置は新製品向けは対象になってはいない。あくまで暫定措置であり、基本的には制裁措置に変更はない。

 前日のドル円は109円台に一時下落していたが、下押しすることなく底堅く推移していた。そのような中、きょうの市場の雰囲気を見てショート勢が買い戻しを入れていたのかもしれない。

 きょうはポンドやユーロが急速に上昇する場面が見られた。メイ首相はEU離脱協定に関連した新たな法案提出を発表した。3度否決され4度目の正直だが、同首相がこれまで頑なに拒否していた2回目の国民投票実施に関しても議会採決にかける可能性があるとしている。

 ただし、条件として自身の法案が通過したならば、国民投票実施の是非を議会採決にかけるとしている。メイ首相はこの法案がEU離脱に向けた最後のチャンスでこれを承認しなければ、合意を伴った離脱はできないとも語った。

 ポンドドルは1.26ドル台に下落してNY時間が始まったが、2回目の国民投票の可能性が伝わったことで、一時1.28ドル台まで急上昇する場面が見られた。しかし、買いが一巡した後は戻り売りに押され元の位置に戻っている。上に往って来いの展開。英議会の行方はなお不透明で合意無き離脱のリスクは残る。メイ首相の後継に立候補を表明している離脱強硬派のジョンソン前外相は、メイ首相の法案に既に反対を表明している。

 ユーロドルもポンドに連れ高し、1.11ドル台後半まで上昇したが、1.1160ドル近辺に戻す展開。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 125
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 111
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

ヒロセ通商 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 119.1
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます