アジア株 上海・香港株は反発、レアアース関連が大幅高

アジア株　上海・香港株は反発、レアアース関連が大幅高

東京時間11:01現在
香港ハンセン指数　　 27818.89（+31.28　+0.11%）
中国上海総合指数　 2888.31（+17.70　+0.62%）
台湾加権指数　　　　 10403.75（+5.34　+0.05%）
韓国総合株価指数　 2065.99（+10.28　+0.50%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6463.60（-12.50　-0.19%）

アジア株は豪州を除いて上昇。特に新規材料は見当たらないが、前日の下げを受けて買い戻しが優勢となっている。ただ、米中対立激化への警戒は根強く上値は重い。
上海・香港株は反発。レアアース関連株が大幅続伸。中国習近平国家主席がレアアース関連の国内施設を視察したとの報道が引き続き材料視されている。米国はレアアース需要の約80%を中国から輸入しており、米中対立激化の中、中国が最終手段としてレアアースの対米輸出制限に動くのではないかとの見方が出ている。香港市場で中国稀土控股が29%高で約1年ぶり高値を付けている、上海市場では江西金力永磁科技が値幅制限いっぱいの10%高となっている。
豪州株は反落、豪総選挙を受けてきのうは大幅高となり、一時11年ぶり高値をつけたことから利益確定の売りが優勢となっている。