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【ロンドン市場】リスク回避の動き継続、英与野党協議は決裂

見通し 

17日のロンドン市場は、クロス円主導で円高が進行。中国株の下落に続いて欧州株や米株先物が売られており、リスク回避ムードが再燃している。ドル円が109.60-70レベルで揉み合う中で、対ポンドや対ユーロなどクロス円で円高が進行。ポンド円は140円割れ、ユーロ円は122円台前半へと安値を広げた。ポンドドルは1.27台半ばへと下落、4か月ぶり安値水準に。米中貿易戦争の様相が深まっていることに加えて、EU議会選を控えてサルビーニ伊副首相が反EU的な姿勢を強めている。また、英政府は労働党との協議が決裂したことを確認、一部では来週にも英議会でEU離脱案の採決を実施したいとの政府の意向が報じられている。政治の混乱を警戒してポンドは対ユーロでも売られている。

ドル円は109円台後半での取引。東京市場で一時110円台をつけたがすぐに109円台後半へと押し戻された。ロンドン市場でも上値重く推移し、一時安値を109.55レベルに広げた。ただ、その後は109.60-70レベルを中心とした揉み合いが続いている。欧州株が総じて軟調で、ユーロ円やポンド円の下落がドル円の上値を抑えている。

ユーロドルは1.11台後半での取引。前日からの安値圏での取引となっており、ロンドン序盤の買戻しは1.1184レベルまでと限定的。その後は売りが優勢となり、安値を1.1159レベルに広げた。ユーロ円は122.70まで反発も上値重く売りが優勢。その後安値を122.33レベルまで広げた。ただ、対ポンドでは堅調で下押しの動きは小幅にとどまっている。4月ユーロ圏消費者物価指数・確報値は前年比は+1.7%と速報値から変わらず。コア前年比が+1.2%から+1.3%に上方改定された。ただ、ユーロ買い反応はほとんど見られず。EU議会選を控えてサルビーニ伊副首相からは反EU的な発言がでていた。

ポンドドルは1.27台半ばでの取引。東京市場での1.2780-90での揉み合いを下放れると安値を1.2752レベルまで広げた。今年1月15日以来、4カ月ぶりの安値水準となった。ポンド円も終始売られており、140円台前半から139.82レベルまで下落している。また、英政府は労働党との協議が決裂したことを確認、一部では来週にも英議会でEU離脱案の採決を実施したいとの政府の意向が報じられている。政治の混乱を警戒してポンドは対ユーロでも売られている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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