【東京市場】狭いレンジでのもみ合い、様子見ムード
ドル円は朝から17銭レンジ。米中関係の悪化懸念で今週109円02銭と109円割れ目前まで値を落とす場面の見られたドル円は、前日の東京朝のトランプ大統領による発言を好感し、109円台後半に上昇。昨日の海外市場では東京市場の上値をわずかに更新も109円77銭までと110円がやや遠い印象となり、109円60銭台で今朝の東京市場を迎えた。
寄り付きはプラス圏となった日経平均がマイナスに転じ、ダウ平均先物の売りなどもあって109円52銭近辺まで値を落としたドル円。トランプ大統領が国家安全保障上のリスクをもたらす通信機器を米企業が使用することを禁じる大統領令に署名方針との報道も重石となった。その後東京株式市場が回復。令和初となるプラス圏で一日の取引を終えそうな流れになり、リスク警戒の動きが一服した。
もっとも、戻りも鈍く値幅は限定的。
1.12ちょうど近辺がサポートとなっているユーロドルは11ポイントの狭いレンジでのもみ合い。
ユーロ円は123円ちょうど近辺が依然重く122円台後半推移。
minkabuPRESS編集部山岡和雅