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トランプ大統領発言でリスク警戒一服

見通し 

トランプ大統領発言でリスク警戒一服

米中協議に対する期待感が再び強まる

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《5/14 火曜日》    
    ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.30  1.1222  122.68
高値  109.77  1.1244  123.40
安値  109.15  1.1201  122.58
終値  109.61  1.1204  122.81
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/14 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21067.23 -124.05
DOW   25532.05 +207.06
S&P    2834.41 +22.54
Nasdaq  7734.49 +87.47
FTSE   7241.60 +77.92
DAX   11991.62 +114.97
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《5/14 火曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=61.78(+0.74 +1.21%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1296.30(-5.50 -0.42%)
–+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《5/14 火曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
国際収支(3月)08:50
結果 12,710億円
予想 16,987億円 前回 19,576億円(経常収支(季調済))
結果 7,001億円
予想 8,470億円 前回 4,892億円(貿易収支)
結果 28,479億円
予想 29,797億円 前回 26,768億円(経常収支)

ユーロ圏】
ドイツ消費者物価指数・確報値(4月)15:00
結果 1.0%
予想 1.0% 前回 1.0%(前月比)
結果 2.0%
予想 2.0% 前回 2.0%(前年比)

ドイツ調和消費者物価指数・確報値(4月)15:00
結果 1.0%
予想 1.0% 前回 1.0%(前月比)
結果 2.1%
予想 2.1% 前回 2.1%(前年比)

ドイツZEW景況感指数(5月)18:00
結果 -2.1
予想 5.0 前回 3.1

ユーロ圏鉱工業生産(3月)18:00
結果 -0.3%
予想 -0.3% 前回 -0.1%(-0.2%から修正)(前月比)
結果 -0.6%
予想 -0.8% 前回 -0.3%(前年比)

【インド】
卸売物価指数(4月)15:30
結果 3.07%
予想 3.00% 前回 3.18%(前年比)

【英国】
失業率(4月)17:30
結果 3.0%
予想 N/A 前回 3.0%
  
失業保険申請件数(4月)17:30
結果 2.47万件
予想 N/A 前回 2.26万件(2.83万件から修正)
   
ILO失業率(3月)17:30
結果 3.8%
予想 3.9% 前回 3.9%

【米国】
輸入物価指数(4月)21:30
結果 0.2%
予想 0.7% 前回 0.6%(前月比)
結果 -0.2%
予想 0.3% 前回 0.1%(0.0%から修正)(前年比)
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《5/13 月曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*黒田日銀総裁
現在の金融緩和を当面持続する必要がある。
CLO(ローン担保証券)に関する金融機関のリスク管理は相応にしっかりしている。
海外のクレジット投資に関しては今後とも注視していく。

【米国】
*トランプ米大統領
中国との貿易協議が成功すると感じている。
中国との協議が成功か3-4週間以内に分るだろう。

*ウィリアムズNY連銀総裁
将来の景気鈍化局面での利下げ余地は限定的に。
限定的な政策余地は回復が鈍くなることを意味する。
中立金利の低下で新たな政策アプローチが必要に。
財政政策は経済の回復力を改善することできる。

*トランプ米大統領、
中国はおそらく利下げするだろう、FEDも同様にすべき。

*トランプ米大統領
EUとの交渉も中国同様にタフなものとなる。
しかし、中国よりは若干小さい。
量的緩和を実施すれば5%成長も。

*ジョージ・カンザスシティ連銀総裁
利下げはバブルを助長し、最終的にはリセッションに陥る可能性。
インフレ目標から0.5%の乖離は許容範囲。
現在のインフレはFRBの対応を要求していない。
米成長は2%付近に戻る。
金利に対する様子見のアプローチは適切。
最大のリスクは貿易問題と世界経済の減速。
第1四半期のGDPは3.2%の見た目よりも緩やか。

【中国】
*中国政府
WTO改革に関する文書を提出した。

【ユーロ圏】
*サルビーニ伊副首相
雇用増のために財政赤字上限3%を超える用意も。

*ディマイオ伊副首相
EUの財政規則に違反するとの言及は無責任。
脱税との闘いや歳出見直しが最優先でなければならない。
-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
失業率(4月)8:00
予想 3.8% 前回 3.8%

【日本】
マネーストックM2(4月)8:50
予想 2.3% 前回 2.4%(前年比)

【豪州】
Westpac消費者信頼感指数(5月)9:30
予想 N/A 前回 1.9%(前月比)

【中国】
鉱工業生産(4月)11:00
予想 6.5% 前回 8.5%(前年比)
予想 6.5% 前回 6.5%(年初来・前年比)

小売売上高(4月)11:00
予想 8.6% 前回 8.7%(前年比)
予想 8.4% 前回 8.3%(年初来・前年比)

【ユーロ圏】
ドイツGDP・速報値(第1四半期)15:00
予想 0.4% 前回 0.0%(前期比)
予想 0.7% 前回 0.6%(前年比)

ユーロ圏GDP・改定値(第1四半期)18:00
予想 0.4% 前回 0.4%(前期比)
予想 1.2% 前回 1.2%(前年比)

【トルコ】
失業率(2月)16:00
予想 15.0% 前回 14.7%

【南アフリカ】
小売売上高(3月)20:00
予想 0.6% 前回 1.1%(前年比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(10日までの週)20:00
予想 N/A 前回 2.7%(前週比)

小売売上高(4月)21:30
予想 0.2% 前回 1.6%(前月比)
予想 0.7% 前回 1.2%(自動車除くコア・前月比)

NY連銀製造業景気指数(5月)21:30
予想 8.0 前回 10.1

鉱工業生産(4月)22:15
予想 0.0% 前回 -0.1%(前月比)

設備稼働率(4月)22:15
予想 78.7% 前回 78.8%(前月比)

企業在庫(3月)23:00
予想 0.0% 前回 0.3%(前月比)

対米証券投資(3月)16日5:00
予想 N/A 前回 519億ドル

【カナダ】
消費者物価指数(4月)21:30
予想 0.4% 前回 0.7%(前月比)
予想 2.0% 前回 1.9%(前年比)

-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

【東京市場】トランプ大統領発言でドル買い

 14日の東京市場。前日の海外市場で中国が米国に対する対抗関税の実施を発表したことや、米国がスマートフォンなども含む関税第4弾(リスト4)の原案を発表したことなどを受けて109円02銭を付けた流れを引き継いで、朝方はドル安円高が優勢に。ドル円は109円15銭近辺まで値を落とす場面が見られた。
 しかし、トランプ大統領がホワイトハウスでのイベントで「中国との貿易協議が成功すると感じている」「中国との協議が成功か3-4週間以内に分るだろう」などと発言したことが報じられると、一転してドル買い円売りの動きに。
 米株先物時間外取引が急騰、一時400円以上下げていた日経平均が下げ幅を縮めるなどの動きが見られる中、ドル円は109円70銭台まで回復。その後も高値圏もみ合いに。

【ロンドン市場】もみあい

 ドル円はしっかり。東京市場の高値を超えて109.77を付ける場面も
値幅自体は限定的。

 ユーロやポンドは対ドルで値を落としており、総じてドル高の流れに。
 ユーロはこのところ回復が目立っていて、前回プラス圏に浮上したZEWが
改善見通しに反して悪化し、マイナス圏まで落ち込んだことが重石に。
 ポンドは賃金伸びが予想を下回ったことなどが重石も、売りは限定的に。

【NY市場】株高支えも上値限定的

 米株の買い戻し基調がドル円を支えているものの、
上値は限定的なものにとどまった。
東京朝に報じられたトランプ大統領発言を好感も
上値追いには慎重氏姿勢がみられる。

 ユーロはロンドン市場で報じられたZEWの弱めの結果に加え
イタリアのサルビーニ副首相が雇用拡大に必要ならばEU財政規律に違反する用意との発言が
ユーロ売りの動きを誘った。

【本日の見通し】米中協議期待も

 米中協議に対する期待感が強い展開。
もっとも、上値追いには慎重。
昨日はトランプ大統領発言一つで一気にドル買い円売りムードに。
逆に言うと要人発言一つでひっくり返る可能性も。

 基本は109円台後半でのもみ合い。
期待は上方向も、110円が遠い印象を与えると
再びリスク警戒の動きが強まる可能性。

 ユーロやポンドは若干頭が重い。
特にユーロは景況感の悪化が印象的で
対円、対ドルともに下方向のリスクか。

【本日の戦略】戻り売り

 110円手前では売りに回ってみたい。
大台をあっさり回復するようだとストップ。
リスクはまだ下方向という印象。
日経平均は今月初のプラス圏推移を期待で
東京市場はしっかりの可能性も。
                              
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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