リスク警戒の動きGW後半に強まる
リスク警戒の動きGW後半に強まる
米中通商協議への警戒感広がる、米国は10日に対中関税引き上げに
9日からの閣僚級協議を前に牽制
英ポンド地方選での与党第敗北に売りが目立つ、
最大野党も票を減らし、政局混迷に
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《4/26 金曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 111.63 1.1132 124.36
高値 112.03 1.1174 124.72
安値 111.43 1.1112 124.09
終値 111.58 1.1151 124.46
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《4/26 金曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 22258.73 -48.85
DOW 26543.33 +81.25
S&P 2939.88 +13.71
Nasdaq 8146.40 +27.72
FTSE 7428.19 -5.94
DAX 12315.18 +32.58
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《4/26 金曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=63.30(-1.91 -2.93%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1288.80(+9.10 +0.71%)
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《4/26 金曜日に発表された主な経済指標》
【NZ】
貿易収支(3月)7:45
結果 9.22億NZドル
予想 1.31億NZドル 前回 0.12億NZドル
【日本】
失業率(3月)8:30
結果 2.5%
予想 2.4% 前回 2.4%
有効求人倍率(3月)8:30
結果 1.63
予想 1.63 前回 1.63
鉱工業生産・速報値(3月)8:50
結果 -0.9%
予想 0.0% 前回 0.7%(前月比)
結果 -4.6%
予想 -3.8% 前回 -1.1%(前年比)
【豪州】
生産者物価指数(第1四半期)10:30
結果 0.4%
予想 N/A 前回 0.5%(前期比)
結果 1.9%
予想 N/A 前回 2.0%(前年比)
【シンガポール】
失業率(第1四半期)11:30
結果 2.2%
予想 2.2% 前回 2.2%
鉱工業生産指数(3月)14:00
結果 -2.6%
予想 -2.2% 前回 -3.8%(-4.1%から修正)(前月比)
結果 -4.8%
予想 -4.7% 前回 2.6%(0.7%から修正)(前年比)
【米国】
実質GDP(速報値)(2019年第1四半期)21:30
結果 3.2%
予想 2.3% 前回 2.2%(実質GDP)
結果 1.2%
予想 1.0% 前回 2.5%(個人消費)
結果 0.9%
予想 1.2% 前回 1.7%(GDPデフレータ)
結果 1.3%
予想 1.4% 前回 1.8%(PCEコアデフレータ)
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(4月)23:00
結果 97.2
予想 97.0 前回 96.9
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《4/26 金曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【米国】
*クドローNEC委員長
FRBは利下げに向けて動いているというのが私の見解。
現状でFF金利が若干高く取引されているのは事実だが、FRBは引き下げに動いている。
【中国】
*習近平国家主席
知的財産権保護を強化する。
商品とサービスの輸入を増やす。
関税を一段と引き下げる。
他国を損ねるような人民元安を追求しない。
【ユーロ圏】
*レーン・フィンランド中銀総裁
複数のECBメンバーが低金利がより長期間続くとみている。
現在の低金利が来年にかけても続く見込み。
経済状況の不透明感や成長鈍化できわめて景気刺激的な金融政策が続くだろう。
欧州経済の成長鈍化が一時的局面にとどまるのか、長期的となるのかが大きな疑問点。
ECBは預金金利の階層化の効果について懐疑的。
【英国】
*英首相報道官
欧州選挙に参加する可能性が高まっている。
英政府と労働党との協議は進展している。
メイ首相はトランプ米大統領の訪英が前回の成功を確かなものとすること望んでいる。
【その他】
*ロシア中銀
政策金利を7.75%に据え置き(事前予想通り)
第2四半期もしくは第3四半期に利下げの可能性も。
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《4/29 月曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 111.60 1.1156 124.54
高値 111.90 1.1187 125.10
安値 111.55 1.1142 124.36
終値 111.65 1.1186 124.95
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《4/29 月曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 休み
DOW 26554.39 +11.06
S&P 2943.03 +3.15
Nasdaq 8161.85 +15.46
FTSE 7440.66 +12.47
DAX 12328.02 +12.84
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《4/29 月曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=63.50(+0.20 +0.32%)
NY金先物6月限(COMEX)(終値)
1オンス=1281.50(-7.30 -0.57%)
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《4/29 月曜日に発表された主な経済指標》
【香港】
貿易収支(3月)17:30
結果 -592億香港ドル
予想 -485億香港ドル 前回 -488億香港ドル
【ユーロ圏】
消費者信頼感指数(確報値)(4月)18:00
結果 0.42
予想 0.49 前回 0.54(0.53から修正)(ユーロ圏業況判断指数)
結果 -7.9
予想 -7.9 前回 -7.9(ユーロ圏消費者信頼感)
【米国】
個人所得・支出(3月)21:30
結果 0.1%
予想 0.4% 前回 0.2%(個人所得)
結果 0.9%
予想 0.7% 前回 0.1%(個人支出)
個人所得・支出(2月)21:30
結果 0.1%
予想 N/A 前回 0.1%(個人支出)
PCEデフレータ(3月)21:30
結果 1.6%
予想 1.7% 前回 1.3%(PCEデフレータ・前年比)
結果 0.0%
予想 0.1% 前回 0.1%(PCEコアデフレータ・前月比)
結果 1.6%
予想 1.6% 前回 1.7%(PCEコアデフレータ・前年比)
PCEデフレータ(2月)21:30
結果 1.3%
予想 N/A 前回 1.4%(PCEデフレータ・前年比)
結果 0.1%
予想 N/A 前回 0.1%(PCEコアデフレータ・前月比)
結果 1.7%
予想 N/A 前回 1.8%(PCEコアデフレータ・前年比)
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《4/29 月曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【ユーロ圏】
*EU報道官
ユンケル議長がスペイン総選挙勝利でサンチェス首相に祝意。
【英国】
*英首相報道官
労働党との協議で活路はまだ見いだせず。
今日の午後にも協議は続けられる。
メイ英首相とコービン労働党党首との会談の予定は現時点ではない。
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《4/30 火曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 111.65 1.1186 124.95
高値 111.69 1.1229 125.09
安値 111.24 1.1176 124.48
終値 111.42 1.1215 125.02
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《4/30 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 休み
DOW 26592.91 +38.52
S&P 2945.83 +2.80
Nasdaq 8095.39 -66.47
FTSE 7418.22 -22.44
DAX 12344.08 +16.06
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《4/30 火曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=63.91(+0.41 +0.65%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1285.70(+4.20 +0.33%)
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《4/30 火曜日に発表された主な経済指標》
【韓国】
鉱工業生産指数(3月)08:00
結果 1.4%
予想 1.0% 前回 -3.4%(-2.6%から修正)(前月比)
【英国】
GfK消費者信頼感調査(4月)08:01
結果 -13.0
予想 -13.0 前回 -13.0(GfK消費者信頼感調査)
【中国】
製造業PMI(購買担当者景気指数)(4月)10:00
結果 50.1
予想 50.5 前回 50.5(製造業PMI(購買担当者指数))
【ユーロ圏】
実質GDP(速報値)(2019年第1四半期)14:30
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.3%(前期比)
結果 1.1%
予想 1.1% 前回 1.0%(前年比)
GfK消費者信頼感調査(5月)15:00
結果 10.4
予想 10.3 前回 10.4(Gfk消費者信頼感)
雇用統計(4月)16:55
結果 -1.2万人
予想 -0.7万人 前回 -0.7万人(失業者数)
結果 4.9%
予想 4.9% 前回 4.9%(失業率)
雇用統計(3月)18:00
結果 7.7%
予想 7.8% 前回 7.8%(ユーロ圏失業率)
実質GDP(速報値)(2019年第1四半期)18:00
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.2%(前期比)
結果 1.2%
予想 1.1% 前回 1.2%(1.1%から修正)(前年比)
消費者物価指数(速報)(4月)21:00
結果 1.0%
予想 0.5% 前回 0.4%(前月比)
結果 2.0%
予想 1.5% 前回 1.3%(前年比)
調和消費者物価指数(速報)(4月)21:00
結果 1.0%
予想 0.5% 前回 0.5%(前月比)
結果 2.1%
予想 1.7% 前回 1.4%(前年比)
【スイス】
KOFスイス先行指数(4月)16:00
結果 96.2
予想 97.0 前回 97.1(97.4から修正)
【南アフリカ】
貿易収支(3月)21:00
結果 50億ランド
予想 48億ランド 前回 39億ランド(40億ランドから修正)
【ブラジル】
雇用統計(3月)21:00
結果 12.7%
予想 12.9% 前回 12.4%(失業率)
【カナダ】
実質GDP(前月比)(2月)21:30
結果 -0.1%
予想 0.0% 前回 0.3%(実質GDP(前月比))
鉱工業製品価格(3月)21:30
結果 1.3%
予想 N/A 前回 0.3%(鉱工業製品価格・前月比)
結果 2.8%
予想 N/A 前回 3.0%(4.6%から修正)(原材料価格指数・前月比)
【米国】
S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(2月)22:00
結果 3.00%
予想 2.95% 前回 3.51%(3.58%から修正)(前年比)
シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(4月)22:45
結果 52.6
予想 58.5 前回 58.7
コンファレンスボード消費者信頼感指数(4月)23:00
結果 129.2
予想 126.8 前回 124.2(124.1から修正)
中古住宅販売成約指数(3月)23:00
結果 3.8%
予想 1.5% 前回 -1.0%(前月比)
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《4/30 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【英国】
*英首相報道官
労働党とのブレグジット協議で引き続き一層の進展が必要。
労働党との協議に特定の期限は設けていない。
協議は真剣かつ建設的。
【米国】
*トランプ大統領
米政策金利の1%ポイントの引き下げを求める。
国債の購入を再開するよう求める
中国は刺激策を追加し、同時に低金利も維持している。
その一方でFRBは、低インフレにもかかわらず、不必要に金利を上げた。
量的緩和縮小という大きな過ちも起こした。
【カナダ】
*ポロズ・カナダ中銀総裁
下期に経済が加速すると信じる相応の理由がある
家計負債の低下傾向は励まされる。
家計負債は恐らくピークに達した。
第1四半期は設備投資の上昇が示される。
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《5/1 水曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 111.42 1.1215 125.02
高値 111.61 1.1265 125.23
安値 111.05 1.1187 124.74
終値 111.38 1.1196 124.76
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《5/1 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 休み
DOW 26430.14 -162.77
S&P 2923.73 -22.10
Nasdaq 8049.64 -45.75
FTSE 7385.26 -32.96
DAX 休み
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《5/1 水曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=63.60(-0.31 -0.49%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1284.20(-1.50 -0.12%)
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《5/1 水曜日に発表された主な経済指標》
【NZ】
雇用統計(2019年第1四半期)07:45
結果 4.2%
予想 4.3% 前回 4.3%(失業率)
【英国】
ネーションワイド住宅価格指数(4月)15:00
結果 0.4%
予想 0.1% 前回 0.2%(前月比)
結果 0.9%
予想 0.7% 前回 0.7%(前年比)
製造業PMI(購買担当者景気指数)(4月)17:30
結果 53.1
予想 53.1 前回 55.1
【米国】
MBA住宅ローン申請指数(04/20 – 04/26)20:00
結果 -4.3%
予想 N/A 前回 -7.3%(前週比)
ADP雇用者数(4月)21:15
結果 27.5万人
予想 18.0万人 前回 15.1万人(12.9万人から修正)(前月比)
ISM製造業景気指数(4月)23:00
結果 52.8
予想 55.0 前回 55.3
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 +993.4万(4億7057万)
ガソリン +91.7万(2億2674万)
留出油 -130.7万(1億2572万)
(クッシング地区)
原油 +26.5万(4518万)
*()は在庫総量
建設支出(3月)23:00
結果 -0.9%
予想 0.0% 前回 0.7%(1.0%から修正)(前月比)
FRB政策金利 2日3:00
結果 2.25-2.50%
予想 2.25-2.50% 現行 2.25-2.50%
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《5/1 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【ユーロ圏】
*デギンドスECB副総裁
金融の安定には一層の課題がある。
銀行の収益力が引き続き弱いことを懸念。
銀行の統合・合併は国際的、国内限定いずれも可能。
インフレ目標の微調整についてオープン・マインド。
現時点までのところ、インフレ目標の変更に関する議論はしていない。
*FOMC声明
金利決定に辛抱強くいる。
経済は堅調、インフレは抑制。
インフレは2%を下回って推移。
*FOMC
超過準備の付利(IOER)を2.4%から2.35%に引き下げ。
*パウエル議長
インフレには一時的な要因が作用している可能性。
IOERは小幅な技術的調整で政策シフトでない。
金利はいずれの方向にも動かす強い論拠見られず。
コアインフレは予想外に低下した。
インフレはいずれ2%に。
個人消費と設備投資は上昇する可能性。
全体的に経済は健全な道筋が続いている。
様々なリスクが幾分弱ったようだ。
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《5/2 木曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 111.38 1.1196 124.76
高値 111.67 1.1219 125.12
安値 111.35 1.1171 124.56
終値 111.51 1.1172 124.61
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《5/2 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 休み
DOW 26307.79 -122.35
S&P 2917.52 -6.21
Nasdaq 8036.77 -12.87
FTSE 7351.31 -33.95
DAX 12345.42 +1.34
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《5/2 木曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=61.81(-1.79 -2.81%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1272.00(-12.20 -0.95%)
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《5/2 木曜日に発表された主な経済指標》
【韓国】
消費者物価指数(4月)08:00
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 -0.2%(前月比)
結果 0.6%
予想 0.4% 前回 0.4%(前年比)
【スイス】
小売売上高(3月)15:30
結果 -0.7%
予想 -0.4% 前回 -0.2%(前年比)
SVME購買担当者景況指数(PMI)(4月)16:30
結果 48.5
予想 51.0 前回 50.3
【ユーロ圏】
ドイツ小売売上高(3月)15:00
結果 -0.2%
予想 -0.5% 前回 0.5%(0.9%から修正)(前月比)
結果 -2.1%
予想 2.9% 前回 4.4%(4.7%から修正)(前年比)
ドイツ製造業PMI(購買担当者景気指数)(確報値)(4月)16:55
結果 44.4
予想 44.5 前回 44.5
ユーロ圏製造業PMI(購買担当者景気指数)(確報値)(4月)17:00
結果 47.9
予想 47.8 前回 47.8
【香港】
実質GDP(前期比)(2019年第1四半期)17:30
結果 1.2%
予想 0.7% 前回 -0.5%(-0.3%から修正)(前期比)
実質GDP(前年比)(2019年第1四半期)17:30
結果 0.5%
予想 1.9% 前回 1.2%(1.3%から修正)(前年比)
【英国】
英中銀政策金利(5月)21:00
結果 0.75%
予想 0.75% 前回 0.75%(英中銀政策金利)
資産買入枠
結果 4350億ポンド
予想 4350億ポンド 現行 4350億ポンド
【米国】
新規失業保険申請件数(04/21 – 04/27)21:30
結果 23.0万件
予想 21.5万件 前回 23.0万件(前週比)
製造業新規受注(3月)23:00
結果 1.9%
予想 1.5% 前回 -0.3%(-0.5%から修正)(前月比)
耐久財受注(確報値)(3月)23:00
結果 2.6%
予想 N/A 前回 2.7%(前月比)
結果 0.3%
予想 N/A 前回 0.4%(コア・前月比)
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《5/2 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【英国】
*英中銀
政策金利を9対0で据え置き決定。
資産購入枠を9対0で据え置き決定。
慎重かつ緩やか、限定的な引き締めが必要となろう。
今後数か月は経済データがボラタイルとなりそうだ。
インフレ率を維持するために今後1回以上の利上げが必要になるシグナルがある。
*英中銀四半期インフレ報告
2019年成長見通しを1.2%から1.5%に引き上げ。
2020年成長見通しを1.5%から1.6%に引き上げ
2021年成長見通しを1.9%から2.1%に引き上げ。
今後1年先のインフレ見通しを2.35%から1.72%に引き下げ。
今後2年先のインフレ見通しを2.07%から2.05%に引き下げ。
今後3年先のインフレ見通しを2.11%から2.16%に引き上げ。
*カーニー英中銀総裁
2月以降、世界経済の緊張は緩和されてきている。
今年の世界経済成長は緩やかに持ち直すとみている。
企業は早期の英EU離脱に焦点を当てている。
英企業はEU離脱に可能な限り備えるのみ。
家計は引き続き個人的な見通しについて楽観的。
企業は投資よりも雇用を選好しているようだ。
需要超過が国内物価上昇圧力に。
エネルギー価格の影響で物価見通し引き下げ。
今後、予測通りであれば利上げが必要に。
今回の会合では利上げの必要はなかった。
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《5/3 金曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 111.51 1.1172 124.61
高値 111.69 1.1205 124.66
安値 111.07 1.1135 124.28
終値 111.10 1.1198 124.45
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《5/3 金曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 休み
DOW 26504.95 +197.16
S&P 2945.64 +28.12
Nasdaq 8164.00 +127.22
FTSE 7380.64 +29.33
DAX 12412.75 +67.33
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《5/3 金曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=61.94(+0.13 +0.21%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1281.30(+9.30 +0.73%)
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《5/3 金曜日に発表された主な経済指標》
【スイス】
消費者物価指数(4月)15:30
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.5%(前月比)
結果 0.7%
予想 0.7% 前回 0.7%(前年比)
【トルコ】
消費者物価指数(4月)16:00
結果 1.69%
予想 2.38% 前回 1.03%(前月比)
結果 19.50%
予想 20.36% 前回 19.71%(前年比)
【英国】
非製造業PMI(購買担当者景気指数)(4月)17:30
結果 50.4
予想 50.3 前回 48.9
【香港】
小売売上高(3月)17:30
結果 -0.2%
予想 2.5% 前回 -10.2%(-10.1%から修正)(価額ベース)
結果 -0.8%
予想 1.5% 前回 -10.5%(-10.4%から修正)(数量ベース)
【ユーロ圏】
消費者物価指数(HICP)(概算値速報)(4月)18:00
結果 1.2%
予想 1.0% 前回 0.8%(コア・前年比)
結果 1.7%
予想 1.6% 前回 1.4%(前年比)
生産者物価指数(3月)18:00
結果 -0.1%
予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)
結果 2.9%
予想 3.0% 前回 3.0%(前年比)
【ブラジル】
鉱工業生産指数(3月)21:00
結果 -6.1%
予想 -4.8% 前回 2.0%(前年比)
【米国】
雇用統計(4月)21:30
非農業部門雇用者数
結果 26.3万人
予想 19.0万人 前回 18.9万人(19.6万人から修正)
失業率
結果 3.6%
予想 3.8% 前回 3.8%
民間部門雇用者数
結果 23.6万人
予想 18.8万人 前回 17.9万人(18.2万人から修正)
製造業雇用者数
結果 0.4万人
予想 1.0万人 前回 -0.6万人
平均時給
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 0.2%(0.1%から修正)(前月比)
結果 3.2%
予想 3.3% 前回 3.2%(前年比)
週平均労働時間
結果 34.4
予想 34.5 前回 34.5
労働参加率
結果 62.8%
予想 63.0% 前回 63.0%
卸売在庫(速報値)(3月)21:30
結果 0.0%
予想 0.2% 前回 0.1%(0.2%から修正)(前月比)
ISM非製造業景気指数(4月)23:00
結果 55.5
予想 57.0 前回 56.1
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《5/3 金曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【ユーロ圏】
*バイトマン独連銀総裁
ドイツ経済が幅広く改善しているとはまだ言い難い。
金利階層化の議論は金融政策正常化への期待を阻害する可能性ある。
ドイツ第1四半期成長は特殊要因が押し上げた可能性。
【英国】
*英首相報道官
与野党のブレグジット協議は週明けにも再開へ。
*メイ英首相
2回目の国民投票について徹底的に反対する。
最善の道は合意した上での離脱。
議会は合意なき離脱を回避することを明確にしている。
地方議会選結果はブレグジットを進めろ、とのメッセージ。
【米国】
*トランプ大統領
現在、中国との協議は順調に進んでいる。
数週間以内に合意する可能性。
たとえ合意に至らなくてもかまわない。
EUへの自動車関税は決定していない。
*カプラン・ダラス連銀総裁
FRBは中立金利に近い位置にいる。
米国は世界経済の弱さの影響を受けないわけではない。
高水準の企業負債は経済の下振れを増幅する可能性。
*メスター・クリーブランド連銀総裁
辛抱強いアプローチを支持。
インフレ圧力が高まっているとは見ていない。
生産性の伸び拡大は経済にとって良いこと。
インフレ低下が一時的との考えは適切。
今年の成長見通しは2~2.5%。
世界経済への懸念は一部弱まった。
*クラリダFRB副議長
米経済は非常に良好。
FRBはデータ次第でいられる余裕がある。
現在のFF金利は中立の範囲にある。
実質賃金は生産性に沿って上昇している。
インフレ圧力は弱まっており、安定が予想される。
*ブラード・セントルイス連銀総裁
FRBの政策目標がインフレだけになるのは好ましい。
経済やFRBの政策は非常に良好な状況にある。
金融政策の見通しには潮目の変化があり続ける。
FRBの見通し変更が金融条件を緩和した。
緩和した金融の条件がどのように経済に影響を与えるか確認したい。
雇用統計は非常に良好だった。
政策金利は若干タイトではあるが、まだ懸念はない。
*エバンス・シカゴ連銀総裁
インフレが鈍化したら、利下げをする必要。
金融政策の見通しはコアインフレの動向による。
ファンダメンタルズは良好だが、下振れ余地はある。
2%目標達成を明言することができない。
コアインフレの弱さを一時的なものとして片付けるべきではない。
インフレが過熱したら、利上げの可能性も。
今年の成長見通しは2~2.25%を予想。
*クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
日米貿易協議は月末までに合意する可能性ある。
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《5/6 月曜日》
ドル円 ユーロドル ユーロ円
始値 110.72 1.1171 123.55
高値 110.96 1.1209 124.30
安値 110.28 1.1159 123.36
終値 110.76 1.1199 124.07
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《5/6 月曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経 休み
DOW 26438.48 -66.47
S&P 2932.47 -13.17
Nasdaq 8123.29 -40.71
FTSE 休み
DAX 12286.88 -125.87
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《5/6 月曜日の商品市場》
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=62.25(+0.31 +0.50%)
NY金先物6 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1283.80(+2.50 +0.20%)
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《5/6 月曜日に発表された主な経済指標》
【ユーロ圏】
ドイツ非製造業PMI・確報値(4月)16:55
結果 55.7
予想 55.6 前回 55.6
ユーロ圏非製造業PMI・確報値(4月)17:00
結果 52.8
予想 52.5 前回 52.5
ユーロ圏小売売上高(3月)18:00
結果 0.0%
予想 -0.1% 前回 0.5%(0.4%から修正)(前月比)
結果 1.9%
予想 1.8% 前回 3.0%(2.8%から修正)(前年比)
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《5/6 月曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》
【ユーロ圏】
*プラートECB専務理事
政策戦略の見解については、注意深くならなければならない。
ECBの戦略は機能したが、新たなショックがあった。
【米国】
*ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
今年の利上げは多くても1回。
インフレは低下したが、一時的な可能性。
バランスシートのデュレーションを短くすることのメリットを協議。
今年のGDPは2%を若干上回る水準見込む。
失業率は上がる前に3.5%への低下見込む。
*FRB金融安定化報告
大手銀の全資産に対する流動性の割合は高い。
大手銀の資本は強固。
高リスクの社債について警告を引き上げ。
企業のGDPに対する負債の割合は歴史的に高い。
家計の負債は低水準のまま。
金融システムへのリスクは低い。
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《本日予定されている主な経済指標》
【豪州】
貿易収支(3月)10:30
予想 前回 48.01億豪ドル
小売売上高 10:30
予想 前回 0.8%(3月・前月比)
予想 前回 0.1%(第1四半期・前期比)
豪中銀政策金利 13:30
予想 1.50% 現行 1.50%
【ユーロ圏】
ドイツ製造業受注(3月)15:00
予想 前回 -4.2%(前月比)
予想 前回 -8.4%(前年比)
【英国】
HBOS住宅価格(4月)16:30
予想 前回 -1.6%(前月比)
【カナダ】
Ivey購買担当者景況感指数(4月)23:00
予想 前回 54.3
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【4月後半の市況】
注目された米第1四半期GDPは予想を大きく上回る好結果も、在庫投資などによるところが大きく
中身はそれほどともなっていないとの判断がみられ、瞬間112円の乗せたものの上昇は続かず
頭の重い展開がみられた。
週明けは111円台後半での推移も、ドル円以外でのドル売りの動きもあり、
112円を付けずにその後は頭の重い展開に。
イタリア債格付け据え置き報道やスペイン総選挙の無難な結果を受けたユーロ買いドル売りの動きが
ドル全般の重石となった格好に。
その後中国PMIの下振れもあってクロス円も含めたリスク警戒の円買いに、ドル円は頭の重い展開。
FOMC前の調整もあって111円台前半に。
【5月1日~3日の市況】
注目のFOMCは予想通りの金利据え置き&声明でインフレの表現が若干の下方修正という結果に
いったんはドル売りが強まり、ドル円は111円10銭近辺まで下落。
しかし、その後のパウエルFRB議長会見でインフレ低下は一時的要因の可能性との発言があり
111円台半ば超えまで買い戻しに。
2日の英中銀金融政策会合(スーパーサーズデー)では金利・資産購入ともに全会一致での据え置き。
四半期インフレ報告では成長見通しの引き上げとインフレ見通しの引き下げ。
議事録での今後についての文言は踏襲という結果に。
ポンドはいったん買いが入ったが、その後売りが出る流れに。
2日の地方選の結果は、与党保守党、最大野党労働党ともに議席を落とすという結果に。
保守党は1334議席を失い、にもかかわらず労働党も82議席を失った。
この結果を受けてポンドは売りが強まる展開に。
3日の米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大きく超える26.3万人増
失業率も予想外に低下し49年ぶり低水準の3.6%となった。
この強めの数字に瞬間買いも、平均時給の鈍化などを嫌気してドル買いが続かず
その後は頭の重い展開に。
【5月6日の市況】
トランプ政権は米中通商協議の中で猶予してきた中国に対する関税率引き上げを実施する方針を示した。これを受けて、週明けのアジア市場でリスク警戒の円買いが一気に進み、日本時間の午前中に110円20銭台を付ける動きを見せた。しかし、安値を付けた後は買い戻しが優勢となり、日本時間午後には110円80銭台まで回復。欧州勢の本格参加後は、ロンドンが休場となっていることもあり、110円台後半でのもみ合いが中心に。欧州の午後に入って、米国勢が参加しはじめてきて、露安値を付けた後の戻り高値をトライする展開となっている。
リスク警戒の動きでドル円同様に値を落としたユーロ円やポンド円なども同様にもみ合いから高値をトライ。ユーロ円は124円台に乗せると売りが出る流れが続いていたが、しっかりと大台に乗せてきている。
その他目立ったのはトルコリラの売り。僅差で与党候補が敗北したイスタンブール市長選挙について、再選挙が決定され、民主主義に対する危機として批判が広がっており、リラ売りを一気に誘った。また、トルコが軍事的な後ろ盾となっている北キプロス沿岸部の天然ガス開発で米国と対立している問題で、米国が排他的経済水域での掘削を行わないように申し入れたとの報道も重石となってトルコリラ売りが進行。
トルコリラ円は1月3日に付けた安値を割り込んで年初来安値を更新する動きを見せた。
【本日の見通し】米中問題への警戒継続
米中通商問題への警戒感が一気に広がる展開に。
トランプ大統領は従来今年1月から実施予定で米中通商協議の中で猶予してきた
中国製品2000億ドル相当に対する追加関税をそれまでの10%から25%まで引き上げる施策について
実施する方針を自身のツイッターで示した。8日からワシントンで予定されている米中通商閣僚級協議を前に警告を与えた格好。
長期化しているとはいえ前向きに進んでいるとみられていた同協議について、楽観視が広がっていたが、
交渉を長引かせたい中国の意向にトランプ大統領がノーを示した格好となっており
貿易戦争の激化懸念を含めて、警戒感が広がる展開に。
もっとも昨日安値を付けた後しっかり戻してきたように下がったところでは買いが出る流れ。
110円台がしっかりという印象が強まるとドル買いの動きも。
今日政策金利発表を控える豪ドルは若干頭の重い展開か。
米中貿易戦争の激化は豪経済にとって大きなダメージにつながることに加え、
直近の豪州経済自体の鈍化傾向への警戒感も強く、売りが出やすい流れ。
米中問題が世界的なリスク警戒の動きにつながった場合の売りも意識されるところで
豪ドルは売られやすい地合い。
政策金利自体は当初据え置きが見込まれていたが、状況がここにきてかなり厳しいこともあり
一転しての利下げ予想に。声明などで加えて今後にかなり慎重な姿勢が示される可能性もあり
頭の重い展開となりそう。
【本日の戦略】ドル円見極めに
ドル円は底堅さが残るものの大きく崩れるリスクが継続で難しい状況。
クロス円を含め、次の流れを見極めたいところ。
目先戻ったところは売りに回ってみたいが
無理をせずに勢いによってはすぐに切る流れ。
111円台半ば超えではストップ。
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません
※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません