【東京市場】豪ドル急落
豪ドルは10時半の豪消費者物価指数が総合、刈込、加重いずれも予想を下回るかなり弱めの結果となったことで、一気に売りが進んだ。来月7日の豪中銀理事会での利下げ見通しが一気に拡大。年内の利下げ期待が強かったが、5月はまだ見送りとの見通しが強く、CPIまでには利上げ確率は10%台だったが、CPIを受けて一気に50%を超える展開に。
豪ドルドルは0.790近辺から0.7050割れまで一気に下落。その後も値を落とし午前中に0.7030近辺まで。午後にも値を落とす場面が見られ0.7027まで付けた後、0.7030台での推移。
豪ドル円は79円30銭近辺での推移から一気に78円70銭台に値を落とし、午前中に78円50銭台まで。その後、後場に入って円高が進んだこともあり78円50銭近辺を試す展開に。
ドル円は頭の重い展開。112円台での重さが意識されてポジション調整ムード。米債利回り低下の動きも重石となった。株式市場の軟調地合いも重石に。
昨日の海外市場で1.12割れを付けたユーロドルは1.1210台を中心にした狭いレンジでの推移。NY午後に1.1220台へ上昇。東京市場ではやや頭が重く昼過ぎに1.1210割れも、再びの大台割れを試す勢いはなし。
minkabuPRESS編集部山岡和雅