【東京市場】朝方に円高進行も値を戻す
ドル円が111円65銭を付けるなど、朝方に一時円高が進行した。GWでの10連休を前に実需がらみでの大口の売りが入ったとのうわさや、米政府が22日に決定したイラン産原油に対する制裁緩和措置の停止に関して、対象国である中国やトルコが反発との報道などが重石となり、一気の調整を誘ったかたち。
もっとも下げが一服すると、じりじりと値を戻し、午後には111円90銭台を回復する流れに。
昨日原油高もあって買いが目立ったカナダドルは少し調整の動き。午前中にドル買いカナダ売りが進み1.3340台から1.3360台へ。その後は1.3360前後での推移。
昨日外務相が米国の対イラン対応を批判したトルコは、ドル高トルコリラの流れも値幅は限定的、ドルリラは5.83台前半推移。
minkabuPRESS編集部山岡和雅