ドル円は111円90銭近辺、若干頭重いがレンジは狭い=東京為替概況
この後の欧州、北米市場が休場、アジア時間でもシンガポール、香港、豪州、NZなどが休場となるなか、ドル円は朝方の112円台から少し調整が入り111円90銭近辺での推移が続いた。昨日の萩生田幹事長代行による消費増税延期発言が事実上否定される中で、若干の警戒感が広がったことや、この後の海外市場の流動性低下を前にしたポジション調整などに、やや頭の重い展開を見せたが、レンジは狭く閑散とした中で落ち着いた動きに。
昨日の海外市場で欧州PMIの弱さもあって1.12台前半まで値を落としたユーロドルは若干の買い戻しも1.12台前半推移が続いた。ポジション調整の動きも、地合いの弱さが継続。
昨日外貨準備がらみでの懸念から5.84台まで一時ドル高リラ安が進むなど売りが目だったトルコリラは、NY午後の調整に5.80割れを付けて朝を迎えたが、その後5.83台半ばを付けるなどリラ安が優勢に。
minkabuPRESS編集部山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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