株安などが重石でやや軟調もレンジ内=東京為替概況
ドル円は午後にかけて株安、米債利回り低下の動きが強まり、ドル円は軟調な動きとなっている。
目立った新規材料は見られず、イースターを前にポジション調整の動きなど。
前日海外市場での株高などを受けた上昇にドル円は朝方112円台を付けていたが、じりじりと値を落とす形で111円80銭台に。
もっとも今週の安値圏までの動きにとどまっており、レンジ内での動き。
ユーロドルは午後に1.13台を回復。昨日の東京午後からロンドン序盤のユーロ買いに1.1320台まで上昇したユーロドルは、その後のポジション調整に1.12台へ値を落とし、朝方は軟調地合い。午後に入ってドル売りが進む中で1.13ちょうど近辺に。
その他目立ったところではドル人民元の買い戻しが優勢に。昨日に大きく値を落とした人民元は、朝の人民銀行による対ドル基準が3.2%も元高に設定されるなど、ドル安元高が進んでいたが、オフショア人民元(CNH)売りの動きを中心に、その後開いた人民元相場でも元売りが広がり、朝一の6.6850近辺から6.6950近辺に。
minkabuPRESS編集部山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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