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■日米通商協議のポイント、テクニカル面での注意点

達人の予想 

■日米通商協議のポイント、テクニカル面での注意点

■先週は、IMFが世界経済成長見通しを下方修正したことを受けて、株安円買いが優勢になり一時、110.84円まで下落する場面がありました。

しかし、FRBの利上げ観測後退や生産者物価指数をはじめとした米国の経済指標が好調だったことを背景に、これまでのレンジ上限を突破し一時112.09円まで上昇し、終値ベースでも112円をキープして終了しています。


■さて、今週は何と言っても注目したいのが「日米通商協議」です。

昨年からの協議再開となるわけですが、ポイントは二つ、「円安けん制」と「自動車関税」が焦点になります。
既に米国が財務省に提出する為替報告書では監視対象国に指定されていることもあり、更に貿易赤字の額を見ても明白であり、名目レートと比較しても10%以上は円安であるといっています。

更にその赤字の大半が自動車ともなれば見逃すわけも無く、何らかの形でけん制もしくは条項の中に組み込まれる可能性が濃厚だとみています。その意味でも今週のヘッドラインには警戒したいです。


■次に、ブレクジットをはじめ米欧間での貿易摩擦問題と欧州経済が不透明になっているのはご存知のとおりです。
しかし、一番興味を引いているのがIMM通貨先物市場でユーロの売り持ち高が2016年12月以来で最大のとなっていることです。
現状としては明らかに経済状況を見れば下げると予想するのが妥当ですが、しかしこの極端にユーロの売りが多いとなるとどこかの段階で「巻き戻し」が行われる可能性が高く、溜まっていたものが一気に爆発する瞬間がどこかで起きるとみています。

それ故にこのユーロ先物のポジション状況から流れが変わる可能性もあるので警戒したいです。


■次の注目点は、17日のベージュブックにです。

米国の経済状況と物価動向が横ばいとなれば現状のFRBの忍耐強く待つスタンスが正当化されることで、利下げ期待が遠のく可能性もあります。その意味でも注意深くこの報告をみていきたいと考えています。


■最後にドル円のテクニカルです。

先週の週初めから3日間の下げをこの週末にかけてあっさりと上抜いてくるパワーをみると買いたくなるのが通常だと思います。
その意味では昨年10月の高値である114円を目指して買い推奨するのが妥当だと思います。

しかし、これまでもここの記事に書きましたが、少なくても今年はじめのフラッシュクラッシュの安値104.97円は最終的に下抜いてくると見ているので、そろそろ売りも最終準備段階に入りつつあります。

日足ベースでは昨年10月高値と11月高値の結んだレジスタンスラインの延長線上が112円台後半にあるので、そのあたりで思い切って「売り」を仕掛けてくる動きにも警戒です。

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