ブレトン・ウッズ体制(ぶれとんうっずたいせい)
第二次世界大戦下の1944年7月に米国ニューハンプシャー州にあるブレトン・ウッズ(同州キャロル町の1地区で行楽地)で開かれた連合国通貨金融会議において決められた通貨体制のこと。
同会議では通称ブレトン・ウッズ協定と呼ばれる国際通貨基金(IMF)協定と国際復興開発銀行(IBRD)協定が締結され、同協定に基づいてIMFとIBRDというブレトンウッズ機構が設立された。
これらの組織に支えられて、金本位制と固定相場制を軸とした同体制が生まれた。1971年のニクソンショックにより、ドルと金との交換が停止され、同体制は崩壊した。