ニック・リーソン(にっくりーそん)
女王陛下の銀行と呼ばれた英国の名門投資銀行ベアリングス銀行を、自身のデリバティブ取引による損失で破産させたことで知られる元英銀行員。
同行のシンガポール支店において、日経平均と日本国債のデリバティブ取引に従事しているさいに、損が出た取引を架空口座に入金するなどの方法で、損失を隠蔽。
1995年2月24日に辞表を提出し、損失が発覚。損失は約8.6億ポンド(1380億円)に上った。詐欺罪などによりシンガポールで懲役6年半の実刑判決を受け、服役。
現在はアイルランドに在住し、サッカー・アイルランドリーグの「Galway United FC」のCEOを勤めている(2007年1月現在)。