フィボナッチ(ふぃぼなっち)
13世紀のイタリアで数学者であったフィボナッチが発表した「連続した二つの数字の和がその上位数になる」という数列をフィボナッチ数列と呼ぶ。
最初の数項は1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,…となる。この数列では、どの数字も上位の数字に対して0.618:1に近づいていく。また2つ上位の数字に対して0.382:1に近づいていく。
テクニカル分析においては、この0.618と0.382という割合を相場反転時の戻りの目処として利用する((高値ー安値)×0.618or0.382)ほか、移動平均にフィボナッチ数を利用することがある(21などがよく利用される)。