クリスマス前最後の動きか?

【著者】

米長期金利動向に注目

11月の米大統領選挙でトランプ候補が当選して以降、急激な米長期金利と各国株価の上昇によって歴史的な円安相場になりました。この間産油国の減産合意もあって原油相場が大きく上昇したこともリスク選好の動きに繋がって円安を後押ししました。

急激に上昇したドル円相場ですが、ここ一週間はもみ合いの動きとなっています。原因は急騰していた米長期金利が15日に2.64%を付けて以来やや低下傾向となっていることです。

急激に上昇した反動もありますが、年末が近づいている中で、ここから新規の取引と手掛けにくというカレンダー的な事情もあるのではないでしょうか。12月末は多くの欧米企業にとっては年度末にあたることから、ここからな損益を出したくないという事情もありますし、そもそもクリスマスは欧米では日本以上に重要なイベントですから、多くの投資家もクリスマス休暇にはいっています。

明日の日本の休日、土日のクリスマス・イヴ、クリスマス、そして月曜日は欧米諸国では振替休日(火曜日もボクシング・デーの振替休日の国も多い)というホリデー気分満載の今日ではありますが、今晩は非常に多くの米経済指標の発表があります。

米・第3四半期GDP/GDP価格指数/個人消費/コアPCE(確報値)、米・11月耐久財受注、米・11月景気先行指数、米・11月個人所得/個人支出、米・11月PCEコア・デフレータと、米長期金利に影響を与えそうな指標が多く発表されますので、休暇前の最後の動きとなるかもしれません。ただ、これだけ多くの指標があると、全ての指標が同じように上振れたり下振れたりする可能性は低いので、良い結果、悪い結果が混じって結局は往って来いになるのかもしれません。

<本記事ご協力>
株式会社FXプライムbyGMO         head_logo
チーフストラテジスト 高野やすのり様

■メッセージ等はこちら
みんなの株式オフィシャル会員 >>高野やすのり様プロフィールページ
高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト