2番底は終了!上昇トレンドへ転換

【著者】

先週金曜日に発表された米国8月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想21.5万人を大きく下回る17.3万人となったものの、過去の修正合計が4.4万人分上方修正され、予想の下振れ分をほぼカバーすることとなりました。
そして失業率は5.1%へ予想以上に低下し、平均時給も前年比2.2%と市場予想(2.1%)を上回るなど、総じてまずまずの結果となりました。

雇用統計の発射台も119円台でしたし、本日も118円台に入ったところは直ぐに買いが入る展開。ドル買い優勢の相場に転換したと思われます。

雇用統計後の戻り高値が119.60-65円となっており、これが9月3日の安値119.63円と一致している状態。テクニカル的には分かり易くなっていますので、ここを越えれば短時間での120円台回復が見えます。

ドル円レンジ

本日の日経平均を見てみても、14時半以降買いが優勢となり、15時の取引終了後に先物は大きく買われることとなりました。上海総合は-2.52%と午後から弱含みましたが、欧州株価はプラス圏で推移しているので無視しても良さそうです。
というよりも、市場の反応を見ていると、中国株は上下4%程度動かなければ警戒しなくても良さそうです。

今夜は米国がレイバーデーのため休場ですが、ドル円が119.60円越えてきた場合は積極的に上値を買っていきたいところです。押し目を狙おうとすると、ジリジリと上昇しいつの間にか朝には120円台ということが考えられます。

また各通貨ペアの値動きを見ていると、先週大きく売られたクロス円の買戻しが出てきている模様です。ということはドルの動向というよりも、クロス円に目を向けて売買しても値幅が取れる可能性も高くなります。

ポンドは原因不明の独歩高ですが、ユーロ円は133.30-35、豪ドル円は83.00-05円がレジスタンスラインとなりきれいに止められていますので、ここを抜けてくるとドル円も上昇し易くなるでしょう。

材料的にはしっくりとくるものはないですが、後から勝手についてくるでしょう。個人的には、本日の日経平均の値動きから2番底は終了したと見ています。

過去の統計的にも、雇用統計後からNYクローズまでの高値、安値(118.80-119.63)を越えてくる勢いが付きやすくなっています。

NY市場は休場で閑散相場かもしれませんが、積極的に狙ってみてはいかがでしょうか。

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初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」