トランプ議会演説はまたまた日本時間の昼頃?

【著者】

先週14日のイエレン議長による議会証言以降、FRBの要人からタカ派的な発言が目立っています。市場の一部からは3月にも利上げの可能性?との声も聞かれますが、CME fedwatchを確認すると利上げ確率は22%と先週当欄で示した数値より低下しています。

イエレン議長は石橋を叩いてわたるタイプであり、これまで「××ショック」というような市場の洗礼を受けていない背景には、ある程度市場にFRBの意図を織り込ませたのち、対応に踏み切ったからに他なりません。

現在の利上げ確率を見る限り、3月の利上げを市場は織り込んでいるとは言い難く、3月は政策金利を維持するものと考えます。

トランプサプライズはどっち?

市場は28日に行われるトランプ大統領の議会演説に注目が集まっています。ここで今後の経済政策について発表されるのではないかと期待しているようですが、トランプ大統領自身は何もつぶやいていません。

どちらかに賭けるというのではなく、21日ボリンジャーバンドの±1シグマ、どちらか抜けた方についていく(+1シグマを抜けると買い、-1シグマを抜けると売りで追いかける)と言うのが得策ではないでしょうか。

なお、今回の議会演説、日本時間で言うと3月1日の11時ごろからとも言われています。昨年相場が大きく動いたBrexit、トランプ大統領選勝利の大幅下落は日本時間昼頃の出来事であり、今回も上記のスケジュールとなった場合、大きな値動きを想定して、リスク管理を怠ることのないようにしておきたいものです。

<資料>ドル/円(日足)

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

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