クリスマス週でもドル買い強まる可能性

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ユーロドルが鍵

今週はクリスマスの週です。しかもイブが水曜日、クリスマスが木曜ですので、実質的には今日、明日が終われば今週も終わり、となるのがいつもの年です。今年の場合もあまり動かないだろう、というのが基本的な見方ではありますが、ユーロドルが先導してドル買いが強まる可能性もあります。

ユーロドルは先週の金曜日にプラートECB専務理事が「責務達成能力が危険に晒されるのであれば、我々は行動をためらわない」と量的緩和に前向きの発言をしたことから、年初来安値を更新して2012年8月以来となる1.2220台まで下落しました。

週末にはコンスタンシオECB副総裁が「ユーロ圏のインフレ率が今後数カ月でマイナスに転じる可能性がある」と述べ、さらに量的緩和策について「法的に全く問題がない」と述べています。今後もECB高官による量的緩和(国債の買い入れ)に向けて前向きな発言が続くいた場合、ユーロドルは2010年6月の安値と2012年7月の安値を結んだサポート・ライン(1.2230付近)を割り込んで、下げ足を速める可能性があります。

そうなると、ユーロドル主導で全般的にドル買い強まってドル円も120円台乗せから年初来高値を窺う展開が予想されます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様

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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト