かなりバランスをとった発言になるとの見方も=NY為替

07/18(火) 00:59

 ユーロドルは先ほどからやや伸び悩む動きも見せており、1.1465近辺で推移している。今週のECB理事会を控える中、ロンドン時間には利益確定売りが先行し、一時1.1435近辺まで下落していた。しかし、先週の米消者物価(CPI)発表後の上昇から戻り売りが出た局面でも見られていたが、1.1435付近の買い圧力が強いようで、きょうもサポートされている。その後は米国債利回りの下げと伴にドル売りが優勢となり、ユーロドルはNY時間にかけて買い戻しが膨らんでいる。

 一時、ストップを巻き込んで1.1485近辺まで上昇し、7月12日に付けた直近高値に顔合わせした。しかし、ドル円が急速に買い戻されるなど、ドル買い戻しの動きも見られていることから、ユーロドルも上げをやや一服させている。心理的節目でこれまで強固な上値レジスタンスになっていた1.15に接近すると売り圧力も強まるようだ。

 そして、ユーロに関しては何よりも今週のECB理事会であろう。市場では出口戦略に向けて声明を一歩前進させてくるものと見られている。ただし、ECB内には急激な欧州債利回りの上昇やユーロ高への警戒も強く、かなりバランスをとった発言になるのではとの見方も多い。資産購入のペース縮小は行うものの、具体的な終了期限については明示しないのではとの観測も出ている。

 目先は1.1460近辺と1.1435近辺が下値サポートとして意識される。それらの下にはストップも観測。一方、上値は1.1485から1.1500にかけて売りオーダーが厚く観測されている。

EUR/USD 1.1469 EUR/JPY 129.31 EUR/GBP 0.8783

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

出所:KlugFXニュース(株式会社みんかぶ)


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