FXコラム

第二チャイナショック!? 2016年1月相場の現状をまとめてみた【第1回】

こんにちわ、ひろぴーです。
今日はトレードというより、毎日目まぐるしく変わる相場を冷静に見つめなおしてみたいと思います。

2016年も2週間が経過した現在ですが、荒々しい相場になっています。大きく利益を上げた方もいれば、大損してしまった読者も大半いらっしゃるでしょう。

今月下旬から来月にかけての参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

ドル人民元レートが世界を振り回す!

現在の相場の中心は、ドル/人民元のレートと原油価格です。
ですが、語ると長くなるので、本日はドル/人民元についてお話します。
原油については次回お話しすることに致します。

ここ最近、ドル人民元レートの連動幅によって、上海株が右往左往し、日経平均先物やダウ指数が振らされております。
理由としては、中国当局が多少の株価下落を容認してでも、実体経済をなんとか立て直したいという意気込みがあります。

皆さんもご存じのとおり、ここ2年ほど、中国経済の指標はひどく悪化しました。原因は人民元高が最もポピュラーでしょう。
元高によって、輸出関連や製造業の指数悪化、人件費の高騰、世界の工場として機能がしなくなってきているようです。

そこで中国当局が考えたことは、米国のQE(量的金融緩和政策)、日本のアベノミクスや黒田バズーカ、ECBのドラギバズーカなど、実体経済に効果があった緩和措置です。これを真似てきたのかと思われます。

ところがどっこい、やはり新興国なのでしょうか。脆弱な経済体質が露呈されてしまったのか、通貨が下落すると株価も暴落を始めます。
もともと、経済の根本は国の信用です。通貨です。
国が認めた価値(通貨)が下落すれば、株価は下落します。

米国や日本、EUなど、高度な技術があり、安全資産と認められるような国の通貨ですと、緩和措置=株高が実現します。
(完全なる、経済復活が確実視された投資行為。)
中国の経済規模は世界2位、ただし、中身は新興国。
この国がコケはじめると何が起こりますでしょうか?

オセアニア通貨の下落です。
なぜなら、オーストラリアやNZの輸出先の多くは中国です。輸出の指数が落ちるとオセアニア経済も打撃を受けます。
また、新興国通貨は何も悪いことをしていないのに、連帯責任のような形で通貨が下落します。トルコリラや南ア・ランド、インドルピアなどもそうでしょう。ここ最近は、米ドルベースでず~っと下落をしております。

中国の経済が壊れると、投資していたものから一度キャッシュに戻さなければいけません。損切りや利益確定行為がそうですね。
このキャッシュに戻す行為が徐々に加速します。よって、株価下落がさらに加速するわけです。そのために、雪崩を打ったような暴落になったわけです。

また、損失を被ったファンドや企業はその補填をしなければいけません。世界各国に投資していた株などをいったん売って、キャッシュに戻す行為も始まります。
これがNYダウや日経平均の暴落につながったと考えております。

グローバルな世の中です。世界の主要国がコケると、連鎖反応を起こします。個人投資家でさえ、中国株や米国株に投資できる時代ですからね。。。

では、この動きはいつ終わるのか?

おそらく中国が為替介入を行い、ドル人民元レートを6.8以上に保てるようになってからではないでしょうか。

米ドル人民元

こちらはドル人民元の月足です。

2000年代後半のほぼ固定レートで推移させていた頃の実体経済は強かったのです。おそらく、このエリア近辺まで上昇させて、実体経済回復を図りたいと狙っていると思われます。株価下落を犠牲にしつつも、無理やりここまでゆっくりと慎重に引っ張っていくのではないでしょうか。

僕は逆に、ドル人民元のレートが6.8で落ち着き始めたら、株を買い始めようと思っています。

次回は、世界不安材料のもう一つである原油価格についてお話ししたいと思います。

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この記事を書いた人

ひろぴー

ひろぴー 自己流OPバリアを駆使する兼業トレーダー

一般サラリーマンとして働く傍ら、ライフスタイルに合わせた必要最小限の時間で資産を増やすことについて日夜研究考察を進め、トレード大会で優勝したり、メディア出演も多数あり、その実力は本物。 有名トレーダーの手法を取り入れ、自己流にアレンジするハイブリッド手法を得意とし、ファンダメンタルズもテクニカルも直感も全て磨きをかけているFXマン

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